宇宙の謎「小さな赤い点」の正体は、質量2/3を占める巨大な裸のブラックホール

宇宙の謎「小さな赤い点」の正体は、質量2/3を占める巨大な裸のブラックホール

宇宙の謎「小さな赤い点」の正体は、質量2/3を占める巨大な裸のブラックホール

なぜ初期宇宙には、これほど巨大なブラックホールが存在できるのでしょうか?科学雑誌Ars Technicaが報じた最新の研究によると、宇宙黎明期に観測されていた「小さな赤い点(Little red dot)」の正体が、宿主である天体の質量の3分の2以上を占める「裸の超巨大ブラックホール」であることが判明しました。

通常、銀河の中心にあるブラックホールはその銀河の質量のわずか0.1%程度に過ぎません。しかし、この天体はブラックホール自体が大部分を構成しており、周囲に恒星がほとんど存在しないという極めて異質な状態にあります。この「裸の」ブラックホールの発見は、宇宙初期において銀河とブラックホールがどのように成長したかという既存のモデルを根本から覆す可能性があり、天文学界に大きな衝撃を与えています。