48光年先の希望:岩石惑星『LHS 1140b』で生命を支える大気を発見

48光年先の希望:岩石惑星『LHS 1140b』で生命を支える大気を発見

48光年先の希望:岩石惑星『LHS 1140b』で生命を支える大気を発見

なぜ今、この遠く離れた岩石惑星が注目されているのでしょうか?天文学者たちは、ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)に位置する系外惑星「LHS 1140b」から、ヘリウムガスが流出している様子を初めて観測しました。これは、この惑星が岩石主体でありながら、厚い大気を保持している決定的な証拠です。

地球から約48光年の距離にあるLHS 1140bは、主星からの放射を適度に受け、表面に液体の水が存在できる条件を備えています。多くの中小規模の惑星が強烈な恒星風によって大気を剥ぎ取られる中、この惑星が大気を維持できているという事実は、生命存在の可能性を大きく広げる発見です。

今後はジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などを用いた追加観測が行われ、大気中に酸素やメタンなどの「バイオシグネチャー(生命の兆候)」が含まれているかどうかの調査が進められる予定です。私たちは宇宙で孤独なのか、その答えに一歩近づこうとしています。